離婚したからといって、子どもにとっての“親”が終わるわけではありません。近年注目される コペアレンティング(共同養育) は、別々に暮らす親同士がチームとなり、子どもを育て続けるスタイル。今回は、これから共同養育を始める方向けに、押さえておきたい5つのステップをまとめました。無理なく取り入れ、子どもにとって安心できる環境を目指しましょう。
養育ゴールを“同じ紙”に書き出す
最初に「子どもが健康で安心して過ごす」「学業や趣味を応援する」など共通の目標を共有しましょう。口頭だけで済ませず、オンラインドキュメントやメモアプリに書き出すと認識ずれを防げます。
カレンダーを共有して予定を“見える化”
面会日・学校行事・病院受診などを共有カレンダー(Google カレンダーなど)に入力し、色分けすると管理がスムーズ。急な変更は通知機能を使えば「伝え忘れ」が減り、トラブル防止につながります。
連絡ツールは1本化+“感情フィルター”
メール・LINE・チャットアプリなど連絡先が散逸すると情報が埋もれがち。共同養育専用のトークルームやアプリを決め、感情的なメッセージを書きかけたら一度下書き保存して冷静に見直す“感情フィルター”を習慣化しましょう。
お金の流れを透明化して信頼をキープ
養育費や習い事代の振込は、固定日を決めて家計アプリやオンライン明細で履歴を共有。立て替え費用が発生したらレシート写真を送るなど、数字を客観的に示すことで不信感を減らせます。
“親だけミーティング”を月1で設定
子どもの前では決めづらい学校方針・進路・習い事の見直しなどを話し合う「親だけミーティング」をオンラインでも良いので月1回確保。議事メモを残し、決定事項と次回までのタスクを明確にすると実行率が上がります。
まとめ
コペアレンティング成功の鍵は「ゴール共有」「予定の見える化」「連絡ツール統一」「お金の透明化」「定期ミーティング」の5ポイント。最初から完璧を目指さず、できる項目から少しずつ取り入れることで、子どもにとって安心できる“2拠点の家族”が育っていきます。

